自己分析に悩んでいる方へ
- 自己分析ってした方が良いのかな?
- 自己分析をしていて辛くなる
- 自己分析の結果をどのように活かせば良いの?
- 自己分析をうまく進める方法を知りたい
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 自己分析をした方が良い理由
- 辛くなる自己分析はやめてしまおう
- 自己分析の結果を、あらゆる場面で選択に活かすと、人生が快適になる。
- 自己分析におススメの方法
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、新卒で就職した会社を含め、まったく社風の異なる3社での勤務経験があります。
また、監査の仕事を通じて200以上の会社の中を観察してきました。
会社ごと・部署ごとに、環境や働き方は全く異なります。
自分自身をよく分析し、自分に合った環境・働き方を選び続けることで、価値観の合った仲間に受け入れられ、ストレス無くパフォーマンスを発揮できるようになり、人生はどんどん快適に幸せになります。
実体験を含め、以下で解説をしていきます。
結論:自己分析はした方が良い
世の中には「自己分析は不要」という意見もあるようですが、私は、「自己分析はした方が良い」と考えます。
その理由は、自分を良く知ることで、自分にとって幸せにつながる選択ができるようになるからです。
人生は選択の連続ですので、自分を良く知り、自分に合った選択ができれば、人生はすごいスピードで好転していきます。
自分を知る→自分にあった選択ができる→人生が快適になる
自己分析をして、自分を良く知れば、自分に合った選択ができ、人生は快適になります。
自分に合った選択をした場合の、具体例をあげてみます。
- 上下関係がきっちりしている人間関係が好き →体育会系の会社を選ぶ →快適
- 何度断られようと気にしないタイプ、自分の出した実績で評価されたい →営業の仕事を選ぶ →快適
自分をわかっていない→自分にあった選択ができない→人生がつらくなる
新卒の就職活動などでは特に、自己分析をすっ飛ばして、「人気企業ランキング上位だから」、「有名な会社だから」という理由で、就職先を決めてしまう場合がありますが、自分の特性を無視した環境・職種で働くことになった場合、人生はつらいものになってしまいます。
自分の特性を無視して選択した場合の、具体例をあげてみます
- 体育会系のノリが嫌い、フラットな人間関係が好き →体育会系の会社を選ぶ →つらい
- 断られると傷つくタイプ、誠実な仕事ぶりで評価されたい →営業の仕事を選ぶ →つらい
私自身、新卒のときには、自己分析が出来ていなかったと思います。
いわゆる人気企業に営業職として就職しましたが、社風も職種も全く自分に合っておらず、配属以来ずっと「辞めたい」と思いながら過ごし、わずか2年で辞めてしまいました。
その後、自分と向き合って、資格試験を志し、また、資格試験合格後に会計士として就職活動した際も、自分に合った職場というのをとても重視しました。
その結果、社風も職種も自分に合った選択をすることができ、快適に長く働くことができています。
自分を知れば、あらゆる場面で適切な選択ができる
自己分析が役立つのは、仕事選びだけはありません。
人生を共に過ごすパートナー、住む街、通う学校など、自分を良く知った上で、自分にあった選択をすることで、人生は快適に幸せになっていきます。
つらくなる自己分析はやめてしまおう
とはいっても、いきなり自分の長所・短所や、得意分野を探そうとすると、つらくなるかもしれません。
長所・短所や得意分野は誰にでも必ずあるものですが、「これだ!」という答えを、いきなり見つけようとするのは難しいものです。
つらくなるような自己分析は一旦やめてしまい、まずは、自分にとって好きな事・幸せを感じる事を、ひとつずつ書き出していく作業から始めてみましょう。
もしくは、絶対やりたく無い事・避けたい事を、書き出してみるのでもOKです。
身近な好き・嫌い、快適・不快、得意・不得意について、ひとつひとつ確かめて行くと、ゆくゆくは長所・短所や得意分野が見えてくると思います。
自己分析の結果を活かすと、人生が快適になる
自己分析の結果を、日々の選択に活かすと、人生はどんどん快適に幸せに変わっていきます。
仕事や住まいは急には変えられないかもしれませんが、例えば、以下のような選択をするだけでも、一日の幸福度があがります。
自己分析の結果を生かした選択の例をあげてみます。
- 朝起きたときに何を飲むのが幸せなのかを知り、好きな飲み物で1日を始める。
- 休みの日にどんな過ごし方をするのが幸せなのかを知り、次の休日はその通り過ごしてみる。
- どのようなタイプの人に不快に感じるかを知り、不快を感じるタイプの人とは積極的に距離を置く。
そして、日ごろから自己分析を重ね、自分の好き嫌い・理想とする環境・理想とする人間関係等について理解しておくと、
いざ大きな選択をするタイミング(学校選び、職場選び、人生のパートナー選びなど)が来た時に、適切な選択ができるようになり、人生は加速度的に好転します。
自己分析の進め方
自己分析は習慣なので、慣れてしまえば日課のように、〇〇の何が嫌だったのか?〇〇の何が良かったのか?と自問自答できるようになります。
しかし、最初のうちはどこから自己分析を進めればよいかわからないですよね。
そこで、私自身が自己分析に使って、役立った方法をご紹介したいと思います。
- ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)とは、米国ギャラップ社の開発したオンラインの才能診断ツールです。ストレングスファインダーでは才能を34の資質に分類しており、オンラインで177の質問に答えることで、34資質のうち、トップ5、ないし、1~34位を診断結果として受け取ることができます。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0という書籍を購入すると、上位資質(トップ5)を見つけるためのテスト受験コードがついており、オンラインでテストを受けることができます。また、ギャラップ社のWebサイト上で、直接テストを購入することも可能です。なお、書籍についているテストコードは1回しか使えませんので、テストを受験する目的で書籍を購入する場合は、新品をおススメめします。
八木仁平さんという方が書かれた、自己理解メソッドに関する本です。
大切にしていること、得意なこと、好きなことを掛け合わせて、「本当に好きなこと」を見つけることができる、というもので、巻末のワークを解いていくと、自分が大切にしていること、得意なこと、好きなことがわかるようになっています。
私自身、この本を読んで、本当に好きなことが見えてきました。それは、これまでまったく気付いていなかったのですが、「モノづくり」でした。モノづくりが好きと分かった今、ワクワクしながらこの先のライフプラン・ビジネスプランを練っているところです。
自己分析をつづけて、人生をより幸せに快適にしよう。
変化の速い現代、世の中も変わっていきますし、自分も変わっていきます。
そして人生100年時代、この先は長いです。
自分というものを良く知り、自分に合った選択を続け、人生をより幸せに、快適にしていきたいですね。