「お酒をやめた先の世界」に興味がある方へ
- お酒をやめたら、どんな変化があるのか知りたい
- お酒をやめてみたいけれど、続ける自信がない
- お酒が無い人生なんて楽しいの?
本記事は、このような悩みをお持ちの方へ、役立つかもしれない内容です。
本記事の内容
お酒が大好きで20年以上「お酒=善きもの」として楽しんできた私ですが、
とあるきっかけで日常的なお酒をやめて、8か月が経とうとしています。
ここ数か月、何が起こったか、何が変わったかをまとめます。
<本記事のもくじ>
- 楽断酒セミナーを受講してみた
- 考え方の変化①:断酒→日常的なお酒をやめる
- 考え方の変化②:お酒が無い人生も楽しいかも…
- 身体の変化:身体がアルコールに対して敏感になった
- 我慢からの解放
楽断酒セミナーを受講してみた
楽断インストラクターのとくまるさんが主催する、「楽断酒セミナー」に参加してみました。
その名の通り、ラクにお酒をやめられる、考え方を共有してくれるセミナーです。
軽い気持ちで受講したのですが、このセミナーに参加したことがきっかけで、
大きな変化が2つありました。
1つ目の変化は、
「お酒=善きもの」という、強固な思い込みが少しずつ外れてきたことです。
その結果、「我慢してやめている」という感覚がなくなりました。
飲まない選択を自然とできるようになった…というより、選択をしているという意識もなく、自然と飲まなくなった感じです。
2つ目の変化は、
「特別な機会のお酒までやめる必要はない」と思えるようになったことです。
以前はお酒を「我慢」してやめていたので、一度飲むとそこから飲酒を再開してしまう恐怖がありました。
しかし、「我慢」から解放されたことにより、「特別な機会にお酒を飲んでも大丈夫」と自分に自信をもてるようになったのだと分析しています。
とくまるさんのセミナーはKindleで書籍化されています。
このメソッドはお酒に限らず、依存性のあるものをやめたいとき(禁煙、砂糖断ちなど)に、応用できるそうです。
考え方の変化①:断酒→日常的なお酒をやめる
ここからは、ここ数か月の考え方の変化を共有します。
1つ目は先述のとおり、
断酒(最終的には1滴も飲まなくなりたい)→日常的なお酒をやめる
に考え方がシフトしました。
以前は、たまにお酒を飲んでしまうと、罪悪感が伴いましたが、
今は、お正月やお祝い事の時に、特別なお酒を飲むことは、楽しもうと思っています。
「特別な機会のお酒までやめる必要はない」と思えるようになったことで、心がとても軽くなりました。
そして、断酒だとプレッシャーが強く、いつまで続けられるだろうか?とドキドキしていましたが、「日常的なお酒をやめる」というゆるさであれば、ずっと続けれそうな気がしています。
考え方の変化②:お酒が無い人生も楽しいかも…
もう1つの変化は、
「お酒が無い人生なんてさみしい…」
という思い込みが手放せそうな気がしている、ということです。
私の中には、「休日のまだ明るい夕方に、冷えた白ワインを飲む」という上質世界、すなわち幸せの世界観がありました。
ところが先日、同じような状況で、赤紫蘇シロップの炭酸水割りを飲んでみたところ、普通に幸せなリラックス時間を過ごせたのです。
「この先、ノンアルコールでも楽しく過ごしていけるかも…」と予感できた体験でした。
正直、「お酒が無い人生がさみしい」という長年の思い込みは捨てきれていませんが、手放せそうな予感はしています。この先に期待です。
身体の変化:身体がアルコールに対して敏感になった
続いて、ここ最近の身体の変化です。
先日、とても久しぶりにお酒を飲む機会があったのですが、
その際、少しの量だったにもかかわらず、気持ちが悪くなったのです。
初めてのことでした。
おそらく、お酒をほとんど飲まなくなったことにより、身体がアルコールに対して敏感に反応するようになったのだと思います。
正常な反応が出るようになって、良かったと思いました。
また、「お酒を飲むと気持ち悪くなる可能性がある」とインプットされたことで、その後は「もし気持ち悪くなっても飲みたいか?」と自問するようになり、良かったと思います。
最近気づいたことですが、
「お酒が強い」という表現が、自分の中で「お酒=善きもの」という思い込みを強くしていたなぁと思います。
正確に表現すると、私は「アルコールに鈍感」だったのです。
逆に、「お酒に弱い」=「アルコールに敏感」なのであって、身体に有害な物質にきちんと反応する身体を持っていることは、素晴らしい事なのだと、やっと理解できるようになりました。
我慢からの解放
以上、日常的なお酒をやめて8か月間の変化を書いていきました。
ここ数か月の変化で一番大きかったのは、
「我慢」から解放されたことです。
当初は、飲みたいお酒を「我慢」する断酒でした。
いつまで続くのだろう?という不安がありました。
しかし今は、「我慢」していないので、意識せずともこのまま続いていきそうな予感がしています。
とは言え、20年以上「お酒=善きもの」として楽しんできた強固な思い込みがありますので、
この先どうなるのか、自分で自分を観察していきたいと思います。
また変化がありましたら、報告させてください。
お読みいただき、ありがとうございました!