時間が無くて、疲れ切っているワーママの方へ
日々、育児と仕事と家事のくりかえしで、すっかり疲れきっていませんか?
見渡すと、周りはみんなきちんとやっているように見えるし。
私自身、2人の未就学児(保育園)を育てながら組織で働いていますが、初めて育休から復職するときは、「これからは忙しすぎて、自分の食事は立って納豆ご飯になるのかも…」とおびえたことをよく覚えています。
しかし、私は計画を立てるのが苦手で、時間術やタイムスケジュールを立てるなんて、無理でした。そして、何の予定も立てないまま、ワーママライフに突入しました。慣れないうちは火を噴いていましたが、今では、文明の利器やサービスを利用して、時間と心に余裕が生まれて来ています。平日も、子どもとの時間を心から楽しめるようになりました。
以下、時間を作り出す、慌ただしい平日も楽しい気分で過ごすのに役立っている事・モノを8つ、順にご紹介させてください。
1. ネットスーパーの活用
スーパーに行って、商品をかごにいれて、お会計をして、袋に詰めて、重い荷物を持って帰ってくる…このプロセスを全部代わりにやって頂ける。本当にありがたいサービスだと思っています。いつも買う商品はお気に入り登録してあるので、注文は秒速で済みます。ネットだと目について余計な物を買うことも無いので、無駄遣いもしないで済みます。
2. 食洗器
結婚した当初に導入し、パナソニックの2人用のものを使ってきました。他のことをしている間に、食洗器が食器を洗ってくれるので、本当に楽です。子どもが生まれたのを機に、大きいサイズに買い換えたところ、さらに楽になりました。場所が許すならもう一台欲しいくらいです(笑)。先日、料理教室の先生がご自宅でドイツ製のすごく大きな食洗機を使っていて(ビルトインで60cm幅だそうです)、すべての洗い物が一発で収まっていました。最高ですね。
3. ガス乾燥機「乾太くん」
以前は、寝る前に洗いあがった洗濯物を取り出して一つ一つ物干しに干す作業が本当につらかったです。夜遅くに帰ってきた旦那さんにお願いしたりしていました(ごめんなさい)。しかし、乾燥機が我が家に来てから、保育園から帰って来る→洗濯機回す→乾燥機回す、で全てが完了するので、本当に楽になりました。我が家はリンナイのガス乾燥機「乾太くん」を使っているので、1時間もかからず、パリッと乾きます。初期投資はそれなりに高価でしたが、導入して本当によかったです。環境が許す方は、ガス乾燥機、本当におススメです!
4. ホットクック
先日の記事にも書きましたが、SHARPから出ている電動の無水調理鍋です。私は、事前準備や計画が苦手なので、朝のうちに予約をセット…という使い方はしたことがないです。夕方、保育園から帰って来てから、ザクザクっと野菜と肉を切ってその場でホットクックを回す、または、ホットクックで作っておいた、簡単な作り置きをそのまま食べる、のどちらかです。いずれにしても、料理で自分が手を動かす工程は「切るだけ」になったので、時間が生まれました。
5. 冷蔵庫の中に「すぐに食べられるもの」を入れておく
豪勢なおかずを何品も作り置くことはできませんが、すぐに食べられる簡単なものは冷蔵庫にいれておくようにしています。下記の何品かを組み合わせて夕食にする日が多々あります。
- ゆで卵…卵を買ってきて数日たってから、ホットクックで10個まとめてゆで卵にしています。買ったばかりの卵をゆで卵にすると、殻が向きにくいので。
- 蒸したブロッコリー…買ってきたらすぐに、ホットクックで手動蒸し5分で、蒸しておきます。
- 蒸した豆…夜寝ている間に、ホットクックの低温調理機能で戻して、その後、手動蒸し60分で蒸します。蒸しあがったばかりのお豆が、ホクホクで甘くてあまりに美味しいので、楽しみです。以前は茹でていましたが(というか、面倒なのでほとんど茹でていませんでしたが)、ホットクックのおかげで、蒸すようになり、豆を良く食べるようになりました。
- 蒸した鶏ささみ…これは電子レンジでも美味しいので、電子レンジで作っています。耐熱皿にささみを入れて日本酒をふりかけ、ラップをして1分加熱→少しおく→1分加熱→少しおく→1分加熱、と3-4回加熱します。中まで火が通ればOKです。裂いておかずの素にしています。きゅうりと和えたり、ワサビ醤油をかけたり、梅肉と大葉で和えたり。
- 洗って水気を拭いておいたミニトマト…ミニトマトは大パックでいつも買っています。食べる直前に洗うことも多いですが、洗って拭いて冷やしてあると、嬉しいです。子どもに食べさせるときは、直前に半分か1/4に切っています。のどに詰まらせるといけないので。
- 納豆…ワーキングマザーになる前、「これからは、立って食べることになるのかも…」とおびえた納豆ご飯ですが、いつも座って食べています(笑)。
- 焼いた魚…買ってすぐに焼いておいた鮭やカジキマグロの切り身。魚は魚焼きホイルを敷いてオーブンで焼いています。
- 焼き芋…ネットスーパーにある時はいつも買っています。蜜のように甘いので。ネットスーパーに無い時は、さつま芋を買って、焼き芋用黒ホイルを巻いて、夜寝ている間にオーブンで焼いておきます。
6. iPad
帰宅後に料理したい時、子どもは動画タイムにしてもらっています。賛否両論あると思いますが、楽しんでくれるし、限られた時間なので割り切っています。本当に疲れた時は、子どもにしばらくiPad見てもらって、その間に自分の好きな事(ネットサーフィンや読書など)をする日もあります。疲れたら、自分を甘やかすことに注力しています。
7. 子どもの食事時間を自分のアペロタイム(晩酌)にする
子どもたちにご飯を食べさせる時間、自分はアペロタイム(晩酌)にしています。気分に余裕がある時は、スピーカーで好きな音楽を流したりして、より一層「楽しむ時間」にしています。その時に役に立つのが、冷蔵庫の中にある、子どものおかずにもなり、自分のおつまみにもなる、簡単な作りおきです。気分良く、夕食タイムを終えて、その流れでお風呂、歯磨き、寝かしつけします。
8. 子ども用電動歯ブラシ
我が家では、子どもにも電動歯ブラシを使っています。もともとは歯ブラシを嫌がる子どもの気持ちを引くために、ポケモンの動画と連動して毎日歯磨きできる、サンスターのOral-Bを使い始めました。 しかし、実際に使ってみたところ、短時間で効率的にキレイに磨けることがわかり、すっかりファンになりました。今では私も同じ電動歯ブラシを使っています。
タイムスケジュールが立てられなくても大丈夫
以上、我が家で時間を生み出している、慌ただしい平日も楽しい気分で過ごすのに役立っている8つの事・モノをご紹介してきました。
雑誌やネットで、「ワーママのタイムスケジュール」が公開されているのをみると、「本当に無理!」と思ってしまいます。皆さん、きちんと家事・育児・仕事をこなしていて、真似できないですし、タイムスケジュールを立てること自体、私には難しいです。
私のように、計画性が無く、感性100%で生きていても、文明の利器やサービスのおかげで、時間は生み出せるようになったし、慌ただしい平日も楽しく生きています。今現在、「もう無理!」と思っている方に、ひとつでも参考になれば嬉しいです。