E→Sに変わりたい…と思っている方へ
- E→Sに変わりたいけれど、安定収入が得られなくなることが怖い
- E→Sに変わって、会社勤めの今と同じだけ稼げるのか心配…
本記事は、このような方におすすめの内容です。
※E→Sについては、こちらの記事の冒頭で解説しております。
お金に対するマインドが変わり、「独立したい」が現実的になった
「企業勤めを卒業して、独立したい」という気持ちは、6年前、第一子の育休中くらいからありました。
というのも、前職が激務過ぎて、復帰しても以前と同じように働ける気が全くしなかったからです。
しかし、今思えば、このときの私は、独立しても激務だった出産前と同じだけの収入が得られることを無意識的に求めていました。
「独立したら年収〇万円は得たい、そのためには月〇万円以上売り上げられるような見込みがついてから独立しよう」と思っていたのです。
この考えのままであれば、私は今も独立出来ていなかったと思います。
仕事→育児のループで、時間的・体力的余裕がない中で、独立した後の営業活動までしてから辞めるなんて、現実的では無いですから。
しかし、その後、お金に対するマインドが変わったことで、
「いつか独立したい」だったのが、「もう独立しよう」と思えるようになりました。
今日は、お金に対するマインドが変わったきっかけをお話したいと思います。
お金に対するマインドの変化は大きくわけて2つ
振りかえってみると、私が過去に「独立したいけれど怖い、自分には無理」と思っていた理由は大きく分けて、以下の2つでした。
- 今までと同じか、それ以上に沢山稼がないといけない
- 給与じゃない形でお金を稼げるか不安
上記2つの不安が、
この2年で以下のように変わりました。
- 「そんなに稼がなくても大丈夫」と思えるようになった
- 「給与収入ではない形でお金を稼ぐことは、そんなに難しくない」と思えるようになった
今日の記事では1. の「そんなに稼がなくても大丈夫」と思えるようになったきっかけ3つをシェアしたいと思います。
ドルコスト平均法による積み立て投資を始めた
2年くらい前に、勝間和代さんの「お金は銀行に預けるな」という本を読んで、資本収入を増やすという考え方を身に付けました。
同時期に、地位材(ブランドものなど、見せびらかして満足するための投資)に興味が無くなったこともあり、積極的にドルコスト平均法による積み立て投資にお金を回すようになりました。
人生に必要な生活費が一定だとすると、資本収入が増えた分だけ、お金のための不本意な仕事をしなくて済みます。
労働によって稼ぐ必要がある金額が少しずつでも減る方向にあることが、私の「稼がなければ」という強迫観念を和らげてくれました。
ちなみに、最近FIREという言葉が流行っていますが、こちらも、完全に仕事を引退するのではなく、お金のための仕事を一切しなくて済むようになることだと、私は捉えています。
こちらの本を読んで、FIREの達成もまた、身近なものだと感じられるようになりました。
「無理はしないけれど、可能な限りドルコスト平均法による積み立て投資にお金を回す」…この新しい習慣が、独立に対する金銭的ハードルを下げてくれました。
時短勤務により年収が下がった
私は育休から復職する際、自分にとっての優先順位をすごく考えました。
子育てと仕事、どちらも中途半端になって後悔するのは嫌だったからです。
そして、今の自分にとっては、子どもとの時間が最も重要だと考え、時短勤務を選択しました。
当然ですが、時短勤務になると、定時の時間を分母として、時短の分だけ基本給もボーナスもカットされます。(「時短でも基本給は変わらない」と誤解している同僚が少なからずいて、驚きました。)
基本的に残業はできませんので、カットされた後の基本給がそのまま月収となります。
出産前と比べると、信じられないくらい少ない金額になり、お給料やボーナスが振り込まれるたびに悲しい気持ちになりましたが、振り返ってみると、そのおかげで、自分の中で稼がなければいけない金額のハードルが下がったのだと思います。
独立してすぐに、出産前の激務時代の年収を稼ぎだすのは難しいですが、
時短勤務になってからの年収であれば、相対的には楽に稼げます。
「そんなに稼がなくても大丈夫なんだ」という気持ちが、独立に対する金銭的ハードルを下げてくれました。
コロナ禍になり、お金を使わなくなった
コロナ禍になり、お金を使わなくなったことも、「沢山稼がなければ…」という強迫観念を和らげてくれました。
リモート勤務になったことで、都心のオフィスビルに出勤する機会が大幅に減り、服飾費が激減しました。
育休から復職後は飲み会には参加しなくなっていましたが、コロナ禍でさらに、日々のランチやコーヒーなどの外食代が激減しました。
ちなみに、外食代が激減したのは、ヘルシオ・ホットクックを導入して、家の食事が美味しくなったことにも大きく起因しています(それについては別途書きたいと思っています。)
また、コロナとは関係ないですが、飲酒リテラシーを学んだことから、日常的な飲酒をやめたことで(経緯はこちらの記事に書いています)、お酒代と、飲酒に付随して発生していた無駄な出費がかなり減りました。
こうして人生にかかるお金が減ったことで、稼がなければいけないお金も減り、結果として、独立に対する金銭的ハードルが下がりました。
独立1年目の目標値を低く設定して、自分軸を保つ
以上、そんなに稼がなくても大丈夫と思えるようになったきっかけ3つをご紹介してきました。
独立する前からガッツリ営業して、収入の目途をつけてから独立されるかたも多くいらっしゃると思います。できることなら、理想的だと思います。
ただ、私のように営業する余裕などない場合でも、このようなマインドの変化を経て独立できたという事実が、どなたかのお役に立てればと思い、シェアさせて頂きました。
実際独立してみたら、ストレスが激減したので、出費がますます減り、おかげで「稼がなきゃプレッシャー」もますます弱くなりました。
独立1年目の目標値を低く設定しているので、焦りも(無いと言えば嘘になりますが)そこまで感じずに、自分軸を保つことができています。
まだまだ試行錯誤の段階ですので、今後、有益な変化がありましたら、シェアしたいと思っています。
本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました!