心と身体を回復する方法

スリランカのアーユルヴェーダリゾートで生き返った話【心と身体を回復する旅】

2020年11月5日

心も身体も疲れ切ってしまった方へ

  • 毎日忙しすぎる
  • 心も身体も疲れ切ってしまった
  • リセットしたい

本記事は、このような悩みをお持ちの方へシェアしたい内容です。

本記事の内容

私(はなさか)が一人旅で行ったスリランカのアーユルヴェーダリゾートで、心身ともに生き返った経験をシェアします。(滞在時期:2011/6、2011/12)

  • アーユルヴェーダとは
  • なぜスリランカに行ったのか
  • 宿泊した施設と料金
  • スリランカ アーユルヴェーダリゾートまでのアクセス
  • アーユルヴェーダリゾートでの暮らし
  • アーユルヴェーダリゾート滞在で良かったこと
  • アーユルヴェーダリゾートでの滞在を経て、私はどうなったか
  • さいごに

本記事の信頼性

私(はなさか)は、数年前に出産するまで、長時間、かつ、かなり強いプレッシャーを感じながら働いており、繁忙期が終わるたびに、抜け殻のようなボロ雑巾のような状況になっていました。

そして休みが取れると、「遠くへ行きたい、落ち着いて人生を考えたい…」と、国内外をあちこち旅していました。

その中で、最も回復効果があった、その結果、2012年の夏・冬と2回連続で訪れた、スリランカのアーユルヴェーダリゾートについて、ご紹介します。

(リゾートに関する感想や情報は2011年6月と12月に訪れた実体験をもとに記載しています)

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダとは、インド・スリランカに伝わる伝統医学です。

エステなどの広告で、眉間にツーっと油を垂らす写真を見たことはないでしょうか。

あれもアーユルヴェーダの施術のひとつです。

なぜスリランカに行ったのか

数年前、仕事が激務だった私は、疲れのあまり、デトックスや癒しに関する情報を集めていました。

実際に、雑誌やネットで得た情報をもとに、原宿の生活の木のアーユルヴェーダサロンでトリートメントを受けたり、アーユルヴェーダに関する書籍を沢山書いている先生のクリニックを訪れたりしていました。

ただ、日本だとトリートメントを1回受けるだけでも高額で、アーユルヴェーダ漬けの生活を行うには何十万円もかかり、現実的ではありませんでした。

そんな時に、岩瀬幸代さんの「緑の島スリランカのアーユルヴェーダ」という本を読み、スリランカはアーユルヴェーダの本場であること、また、スリランカであれば、アーユルヴェーダ漬けの数日間を過ごすことは現実的であることを知りました。

同じタイミングで、実際にスリランカのアーユルヴェーダリゾートに滞在された方のブログ記事を読み、「私も同じ体験をしてみたい!」という気持ちが強くなり、一人旅でスリランカのアーユルヴェーダリゾートに行ってみようと思い立ちました。

宿泊した施設と料金

私が宿泊したのは、バーベリン リーフ アーユルヴェーダリゾートという施設です。

当時、アーユルヴェーダリゾートでの滞在について書かれていたブログの筆者さんに直接連絡をとって、教えてもらいました。

この施設は日本とドイツからの宿泊客がメインで、日本語のウェブサイトがあります。

実際、現地でも日本からの旅行者が数名いましたし(自分と似たような一人旅の女性が多かったです)、日本語とスリランカ語の通訳の方が常駐していました。

施設へは、メールで直接予約を取ったと記憶しています。

ウェブサイトを見ると料金表が出ていますが、一番安い部屋に泊まれば1日3食と、毎日のトリートメント代も含めて1泊180ユーロからで滞在することが可能です。(2020年11月4日現在)

スリランカ アーユルヴェーダリゾートまでのアクセス

スリランカへは日本からの直行便は無く、乗り継ぎで行きました。

私は東京からの出発で、1回目はシンガポール、2回目はバンコク乗り継ぎで行きました。

スリランカ空港へは宿泊施設の送迎が付いていたので、移動はスムーズでした。

1回目に行った時は、同じ時刻にスリランカ空港に到着した日本人が私一人だったので、送迎の車に乗ってからも到着するまではドキドキでした。

2回目に行った時は、私と同じ一人旅の日本人女性と2人でしたので、送迎車の車中(スリランカ空港から宿泊先まで)も楽しくお話しながら向かいました。

アーユルヴェーダリゾートでの暮らし

私が滞在したバーベリンリーフ アーユルヴェーダリゾートは、オールインクルーシブ(宿泊中の食事やトリートメント、アクティビティがすべて料金に含まれている)の施設でした。

以下が含まれていました。

・1日3食、ベジタリアンのスリランカ料理(詳細は別途書きますが、とにかく美味しい)

・アーユルヴェーダの施術(オイルトリートメント・ハーブ蒸し風呂・針は毎日、シーロダーラなどのスペシャルトリートメントは日によって)

・午後3時のティータイム

・リバークルーズや、市場見学などのオプショナルツアー(参加したい人だけ)

・ヨガや太極拳などのレッスン(参加したい人だけ)

食事やトリートメントは時間が決まっており、空いた時間は、プールサイドで本を読んだり、海辺の寝椅子でぼんやりしたり…という毎日でした。

私の場合は、午前中にオイルトリートメント・ハーブ蒸し風呂を受けて、午後に針、それ以外は自由時間という感じでした。

毎日午後3時には、海辺のあずまやで、お茶の時間がありました。

ぼんやり海を眺めつつ、美味しいセイロンティーを飲みながら、クッキーをつまんでいると、東京での忙しかった日々が幻だったのではないか…と思うほど、穏やかな時間が流れていました。

アーユルヴェーダリゾート滞在で良かったこと

アーユルヴェーダリゾート滞在で、良かったことは以下の通りです。

一人で滞在していて違和感が全くない

リゾート地に一人旅、というのははばかられるものですが、この施設は一人旅で来ている人が多く、また、滞在している人たちは皆「アーユルヴェーダの施術を受ける」という目的で来ているので、居心地がとても良かったです。

旅行者同士の交流が促される

私は一人旅で行ったのですが、宿の方針なのか、食事は、一人旅の人たちが一緒のテーブルでした。また、お茶の時間も、自然と、旅人同士が話をする雰囲気でした。同じ興味や行動力を持つ、出身地も年齢も違う方たちとのお話はとても楽しかったです。

食事がすごく美味しい

1日3食提供される食事がとにかく美味しかったです。ベジタリアンのスリランカ料理、ということで、馴染みの無い料理がほとんどなのですが、どれも優しい味で、自然の恵みに溢れ、多彩な味付けで、2回目の滞在では10日間いましたが、まったく飽きなかったです。

スリランカは紅茶の名産地ということもあり、お茶もとても美味しかったです。

※(写真)食事の例です。ビュッフェが主で、前菜からメイン、デザートまで多彩なメニューでした。スリランカということで、カレーも多かったですが、辛くはなかったです。

トリートメントが至福

毎日1回アヴィヤンカと呼ばれる全身オイルトリートメントを受けました。

2人のセラピストが、左右対称で同時に全身をオイルマッサージをしてくれるものです。

日本では高価でなかなか受けられないトリートメントですが、毎日のプログラムに組み込まれていました。

その後、全身ラップされて木々にかこまれた屋外のデッキチェアで休憩し、ハーブ蒸し風呂で汗を出して、洗い流すという流れです。

心身ともに、悪いものが取り除かれ、日に日に元気になって行きました。

日本とは、あまりに違う環境

一歩施設の外にでると、すごく昔の時代にきたような、日本とは全く違う時間が流れていました。

子供の頃に見かけたような中古の日本車が走っていて、バスには乗りこめないくらいの人が立ち乗りしていて…

日本とは、あまりに違うので、「本当に遠くに来たんだなぁ…」というリフレッシュ効果が大きかったです。

他にやることがないのでリラックスすることに集中できる

例えばハワイに行くと、買いたいものや行きたいお店が沢山あって、プールサイドでじっとしていられないのですが(笑)、

スリランカのビーチリゾートには他に何もなく、まったく何もしないことに対する焦りを感じずにすみました。

昼はプールサイドで昼寝し、夕暮れ時は日が沈むまでぼんやり海を眺めていることができました。

※(写真)滞在中は毎日こんな夕日を眺めていました。

アーユルヴェーダリゾートでの滞在を経て、私はどうなったか

私のスリランカ アーユルヴェーダリゾートでの滞在は、1度目が5泊7日、2度目が8泊10日でした。

ボロボロの状態で、スリランカに行った私でしたが、日本に帰るころには、驚くほど元気になっていました。

特に驚いたのは味覚の変化です。

ベジタリアンの食事が身体だけでなく、味覚までもリセットしてくれたのでしょうか。

帰り道、乗り継ぎの空港でファーストフードやスターバックスを受け付けないほどでした。

2度目のスリランカから帰国した後、トライアスロンを始めた私は、トライアスロンのレースを求めて旅するようになり、さらに、出産・育児期間に突入したため、

その後スリランカには足を運んでいません。

でも、スリランカで過ごした日々は今も鮮やかに、私の中にあります。

子どもが大きくなったらぜひ家族でも訪れたい場所です。

※(写真)オプショナルツアーで連れて行ってもらったリバークルーズ、ボートの上からの眺めです。

さいごに

今現在(2020年11月)はコロナ禍で、海外旅行も自由にいけない状況ですが、

また海外に自由に行ける時がきたら、地球上にこんな場所もあるんだなー、と皆さんの「自分回復スポット」の候補として、思い出して頂けたら嬉しいです。

私がスリランカに行くきっかけとなった本「緑の島スリランカのアーユルヴェーダ」はすでに絶版になっていますが、岩瀬幸代さんはスリランカに関する書籍を多く書かれています。ご興味を持たれた方はあわせてご覧になってみてください。

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