快適にTOEICの点数を伸ばしたい方へ
- TOEICのスコアを上げる必要がある
- TOEICの勉強が面倒
- 正直、TOEICの受験そのものがキツイ
このような悩みにお答えします
本記事の内容
様々な場面で受験を求められるTOEICですが、
正直、受験勉強も面倒だし、
2時間200問、相当な集中力をもって臨まなければならない受験そのものがキツイですよね。
私はTOEICを初めて受験してから約20年。
スコアは580点あたりからスタートして、
独学で865点まで伸ばしてきました。
長い事、TOEICは疲れるので嫌いだったのですが、
最近、細々と勉強をつづけている甲斐あってか、
TOEICの問題をわりとストレス無く解けるようになってきました。
そこで本記事では、
TOEICの勉強、そして、本番の試験を、ストレスフリーに行う方法をシェアします。
<本記事のもくじ>
- TOEICはフルマラソンに似ている?
- ステップ1.ちょっとずつでも毎日走り続けることで、ストレスなく走れる距離を延ばす
- ステップ2.制限時間は無視して、完走できる体力をつける
- ステップ3.制限時間内にゴールできるように、スピードアップを目指す
- TOEICはストレスフリーにできる
TOEICはフルマラソンに似ている?
私は以前マラソンにハマっていた時期があるのですが、
TOEIC本番の試験って、フルマラソンに似ているなーと感じています。
マラソン同様、制限時間が来ると、どの場所を走っていようと、終了。
全員回収されてしまうところも、マラソンそっくりです。
普段、走りなれていないのに、マラソン大会に出たら、負荷がかかりまくって、辛いのは当然。
それも、制限時間内に完走を目指すなんて、スーパーハードです。
TOEICの問題に慣れていないのに、受験本番、制限時間内に200問解き切ろうとするのって、いきなりマラソン大会に出るのに近いものがあります。
しかし、マラソンは、毎日ちょっとずつ走り、レースの2-3週間前に20-30㎞走を一回やっておけば、
完走そのものは、苦しくなく走り切ることができます。(タイムを狙う場合は苦しいですが。)
それと同様、毎日ちょっとずつTOEICの問題を解いていれば、
気付いた頃には、200問、ストレス無く解けるようになる。
そして、少しずつ時間を縮めていき、2時間内に収めていく方向を目指せば、
ストレス無くTOEICに向き合えるのでは?と考えました。
以下ステップ1~3で解説します。
ステップ1.ちょっとずつでも毎日走り続けることで、ストレスなく走れる距離を延ばす
まずは、完走を目指すのではなく、自分のペースで走れる距離を延ばすところから始めます。
すなわち、いきなり全問解き切ることを目指すのではなく、
最初は、TOEICの問題に親しむことで、TOEICに対して感じるストレスを軽減し、
ストレスなく解ける問題数を増やすことを目指します。
この段階では、最低1問でも良いので、TOEICの問題を毎日解くようにします。
私は、スキマ時間にスタディサプリのTOEICテスト対策 を使っています。
(スタディサプリTOEICの良い点についてはこちらの記事に書いています。)
最低1問、という超低いハードルを設定することで、
ストレス無く、しかし、わりと毎日続けられます。
たかが1問、されど1問で、実力は付いてきます。
慣れてくると、1回に解ける問題数も増えてきます。
そして、TOEICに対する親しみがどんどん湧いてきます。
すると、不思議な事に、勉強そのものに対するストレスも感じなくなってくるのです!
なお、語彙力・文法面で不安がある場合は、
いきなりTOEIC問題を解くのではなく、
最後の章にまとめた教材からスタートすることをおすすめします。
ステップ2.制限時間は無視して、完走できる体力をつける
TOEICの問題に親しみが感じられるようになってきたら、
毎回解く問題数を増やして、
本番の200問に対応できる、体力を少しずつ付けていきます。
この段階では、制限時間は気にしなくて良いので、
1問1問きちんと理解して、正解を導きだしましょう。
私は、この段階では、ヒアリング問題も、
スタディサプリTOEICテスト対策 の速度変換モードを使って、
通常の速度より2割ゆっくりの速度で学習しています。
とにかく脳にストレスを感じさせないのが、継続の秘訣です。
ステップ3.制限時間内にゴールできるように、スピードアップを目指す
200問解ける体力が、徐々について来たら、
制限時間内で解く練習をします。
スタディサプリTOEICテスト対策 を使っていると1問ごとに制限時間のタイマーが回るので、
この段階に来たら、初めて時間を気にする感じです。
制限時間を意識しながら、不要な箇所は飛ばす、わからない問題は後回しにするなど、
本番で求められる判断力も鍛えていきます。
この段階では、ヒアリング問題も、1.2倍速にチャレンジしてみるのが、おススメです。
通常の速度がゆっくりに感じられ、ヒアリング問題のストレスがかなり軽くなりますよ。
TOEICの問題が全く理解できないときは…
ここまで、TOEIC問題演習を通じて、
慣れる→体力をつける→スピードアップ
という順序で、
ストレス無く、TOEIC本番の試験に対応できるようになる方法をご紹介して来ました。
しかし、
・TOEICの問題をいきなり解くことに不安がある、
・実際にTOEICの問題を解いてみたが、正直難しい。解答・解説をみても理解できない。
という場合には、
TOEICの問題を解く前に、簡単な教材で基礎を固めることをおススメします。
以下、私が使って効果的だった教材をシェアします。
英語長文ハイパートレーニング
大学受験のときに、長文がスラスラ読めるようになったきっかけが
安河内哲也さんの英語長文ハイパートレーニングでした。
英語の文章を読むのに抵抗がなくなったのは、この本のおかげです。
文章がストレス無く理解できるようになると、ヒアリングにも効果を発揮します。
えいご漬け
任天堂DSの英語学習ソフトです。
今はPCやスマホで学べるアプリもあるようです。
私がスコアを580点→700点前後に伸ばした時に、
ハマっていたのが、えいご漬けでした。
ゲーム感覚で学ぶことができ、
特にヒアリングに効果大です。
私の場合、当初ヒアリング力がかなり低かったのですが、英語漬けのおかげで、
ヒアリング500点満点中495点を記録しました。
新TOEIC TEST英文法でるとこだけ!
TOEICハイスコアの友人に、「直前にやると点数が上がるよ!」
と勧められてやったのがこの本です。確かに点数が上がりました。
初中級レベル(TOEIC470程度~)対応と記載がありますが、
私自身は700点台をうろついていた時に、役立った本です。
初級者から上級者まで、点数を短期間であと100点上げたい人ににおススメの本です。
TOEICはストレスフリーにできる
以上、TOEICの勉強と本番の試験をストレスフリーにする方法をシェアしてきました。
「まずは1日1問から」という、超低いハードルから始めて、少しずつストレス無く解ける範囲を広げていくため、
時間はかかりますが、この方法なら、ストレス無く勉強を続けられますし、気づけばストレス無くTOEIC問題が解ける自分になれます。
・TOEICを受けなければならない
・TOEICスコアを上げなければいけない
という皆さんのお役に立てたら、嬉しいです。